ぼくはこの春、大学に入学しました。
まず最初に、入学式の際に着用するスーツを購入する必要がありました。
ですが、今までスーツを着たことがなかったため、どこで買えばいいのかわかりませんでした。
さらに、ぼくは「身長150cm前半、体重40kg未満」という、男子大学生としては非常に小柄な体型をしているため、サイズの合うスーツが売っているのか、もし売っていなかった場合はオーダーメイドで間に合うのか、といった不安がありました。
とはいえ、今の時代はインターネットで検索すれば大抵のことはわかります。
なので、「あとで調べればなんとかなるだろう」と正直楽観視していました。
しかし、実際に「150cm台」というキーワードを含めて調べてみると、ヒットしたのは中学生の卒業式用キッズスーツや、運に頼るしかない福袋ばかりでした。
「スモールサイズ」としか書かれていない普通のスーツでは、自分に合うのかどうかもわかりません。
ようやく「150cm台の人向けのスーツの記事」を見つけて喜んだものの、その内容は150cm台「後半」の人が細めの160cm用スーツを紹介しているだけでした。
「このままではまずい。」
そう思ったのは、入学式まであと1か月ほどになった時でした。
そんなある日、都合がつきにくい父が、たまたま服屋に連れて行ってくれる機会が訪れました。
またとないチャンスに、「ネットで調べても自分に合ったものが見つからないなら、直接服屋で聞いてみるしかない!」と思い立ち、父と一緒に服屋に行くことを決めました。
そして当日。ぼくが訪れたのは『洋服の青山』でした。
当初は複数の店舗を回る予定でしたが、この1軒目であっさり解決してしまいました。
店舗に入ると、まず「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えられました。
父が「この子(筆者)が大学の入学式に着ていくスーツを買いたいのですが」と伝えると、店員さんは「ご入学おめでとうございます」と祝辞を述べた上で、「こちらへどうぞ」とすぐに案内を始めてくれました。
ぼくは色や形に特にこだわりがなかったため、店員さんが厳選してくれた中から、シンプルなものを選びました。
とんとん拍子で買うものが決まり、試着してみることにしました。
試着室では、ぼくが痩せているためベルトをきつめに締めました。
試着後は、まず裾の丈を調整してもらいました。
その際、少し意外だったのが、裾丈をくるぶしの辺りではなく、かかとの辺りに合わせていたことです。
「まだ成長が完全に止まっていない年齢だから、余裕を持たせているのかな」と勝手に推測していました。
また、袖丈の調整では、胸の前で合掌した状態で手が完全に出るように合わせていました。
それを見て、「大事な場面で綺麗に映えるように調整しているんだなあ」と、ファッションに詳しくないぼくでも感心しました。
そして、入学式当日。
新品のスーツをバッチリ着こなし、無事に新たなスタートを切ることができました!
